新人さん、いらっしゃい

新人が来ない職場のピンチの危険が危ないトーマスです。

7月で職場の人が二人辞めた関係で、シフトは火の車である。

辞めた二人は一月あたり四十勤務は働いていたわけで、その四十勤務を残された人員で回す必要に迫られているわけである。

はっきり言おう。

無理だ。

人間には努力や根性と言った精神論では乗り切れない物理的な壁が存在するのだ。

と言うか、精神論ありきで作戦を立てても、どこぞの敗戦国のように一億総玉砕かまして歴史の影に潰えるのは目に見えている。

そんなわけだから、何としても人材の確保を最優先し、シフトの一翼を担わせるに足る社畜…げふんけふん、もとい新人の育成をしていただくよう、上役の人間にお願いしたのであった。

…あれから一ヶ月…。

新人が入る気配を見せぬまま、8月を迎えてしまった。

新人を入れる前提でシフトを組んだ俺に罪は無いよな?