勇敢な日本経済論

「勇敢な日本経済論」高橋洋一Xぐっちーさん 講談社現代新書

高橋洋一とは、元大蔵省官僚で、現職は嘉悦大学教授。

ぐっちーさんとは、山口正洋が本名、ぐっちーさんはネットネーム。

10年前まではフリーのHPを出していた。有料のメルマガに変更したので、追っかけはそこまで。

この本は対談の本で、理論派と実践派が、それぞれの分野でアプローチしているのだ。

高橋洋一はテレビ出版物でよく見るでしょ。

グッチーさんは、銀行家、投資家の側に立って、コンサルタントの立場で、ものを語る。

日本国債財政破綻、破綻なんかしない、日本のバランスシートは負債と同等の資産があるのだ。

しかも、流動性資産がたんまりあるのだ。

エコノミストの本を読むと、気分が暗くなってくるが、これを読むと、バラ色の未来が見えてくる。

実は、ぐっちーさんが山口正洋で、山口のぐっちーから来ているとは知らなかった。

ブランドのGUCCIから由来しているものだと思い込んでいました。

時々、雑誌に寄稿するものを読んでいましたが、GUCCIさんとばっかり思っていました。

真面目な本だと思うでしょ。

基本は真面目だけどね、元気づけられる本、冗談が過ぎてところどころワハハと大笑いできる本です。

第1章「トランプはバカじゃないからこう付き合え」

第2章「円安が国益か、円高国益か」

第3章「財政再建はもう終わっている」

第4章「アベノミクスをどう評価するか」

第5章「規制緩和はなぜ進まないか」

第6章「地方活性化に何が必要か」

第7章「少子高齢化はチャンスだ」

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「しぇるぱ散らし踏み」

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